© 2018 Tsubame Bobbin

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About

旧い洋館の、曇った窓から差し込む午后の日差しのような、どこかアンニュイな色彩。

国も、年代もさまざまな素材を組み合わせ

ここにしかない世界観のキモノコモノとアクセサリーを提案します。

 

 

 

作家略歴

 

中村智深

Tomomi Nakamura

 

1977年 埼玉生まれ

旧いもの、写真、建築、キモノ、国内外の手仕事が好きです。

共通の趣味が多い相方とねこのライカ、ふたりと一匹暮らし。

以前はライフワークとして、旧い町や建築、銭湯など、

ひっそりと消え往く昔日の面影を写真に撮っていました。

広告制作会社、出版編集会社、老舗喫茶店勤務などを経て

2016年より【つばめボビン】として活動をスタート。

作品はオンライン販売のほか、年に数回、イベントや百貨店等の期間限定ショップに

出展させていただくこともあります。→出展・イベント予定

現在、販売・お取扱いただいているのは以下の4箇所です。

オンライン: つばめボビンThe ShopCreemaiichi

 

リアル店舗:天文台のある呉服店 きものブティックあおき 

      富山県富山市月岡町6-1339-2

 

 

 

 

はじめまして、【つばめボビン】と申します。

ご覧いただき、ありがとうございます。

 

人の手から生まれる美しいものがずっと好きで、

気に入ったものをもとめては、暮らしや装いの友としてきました。

 

創作のはじまりは、カジュアルなキモノを始めたことから。

相方とふたり、祖父母から譲り受けたキモノの寸法を直してもらい、

食事や美術館といった普段の外出でときどき着るようになりました。

 

きっかけは、私はもっぱら旧い日本映画のなかのキモノ姿に憧れて。

相方には、洋服ではお世辞にも良いとはいえない日本的な体型が、

キモノとなると驚くほど活きてくることに感動して。

 

そうしてキモノに惹きこまれるうち、ごく自然な流れで

小物も素敵なものがほしい、と思うようになりました。

 

でも、好みの小物を、当時の私はなかなか見つけることができませんでした。

特に男物の羽織紐は、ポイントとなるものなのに気に入ったものにめぐり合えず、

相方も首を縦に振ってはくれず。

 

だったら、もう自分で作ってしまおうか?

 

そうして生まれた最初の作品が、現在も販売させていただいている[タッセル羽織紐]です。

天然石などを繋いだものよりは、組紐などで作られた房のある方が好みだというので

ちょっと遊び心を加えて、房の代わりに絹糸のタッセルを。

「タッセル」というと洋風なようですが、房飾り自体はさまざまな国で昔から用いられているもので、

キモノにも違和感なく馴染んでくれたのだと思います。

 

よく「渋い」と評していただく色遣いのルーツは、思えばここにあるのかもしれません。

当時よく選んでいたのは、男キモノの色に合う、渋めの中間色。

加えて私の中に強くある、旧い建築や町並み、クラシックなものへの憧憬が、

製作を重ねるごとにだんだんと、つばめボビンの世界観をかたちづくってゆきました。

 

「つばめボビン」という名前は、つばめの顎の紅色のように、

装いや暮らしのアクセントになるものを作りたいということと、

私のモノづくりの最初の原動力となった、美しい色艶の「糸」を巻くもの=ボビンとを

合わせて名づけました。

 

話は数十年遡って、

小学校3年生のとき、私は手芸クラブに入っていました。

クラブ活動で作るものの材料を買いに出かけた、町の小さな手芸店。

そこで私は初めて見た刺繍糸の棚に眼を奪われました。

それはどこの手芸店にも必ずある、あの色別に収められた透明の棚でしたが、

薄暗く雑然とした店内の突き当たりに、突如あらわれた色鮮やかな色彩が

はっとするほど美しかったのです。

開けてみるとそこには、滑らかな艶を帯びた、色、色、色。

そのとき、私ははじめて素材に突き動かされるように、

これで何かを作ってみたい! と強く感じました。

この、素材に導かれるような衝動は、今でもあまり変わっていません(笑)。

「ボビン」には、そんな私のモノづくりの原風景を込めました。

 

製作のスタイルの中心にあるのは、天然石や絹糸をはじめ、ガラスビーズやヴィンテージパーツなど、

自身の興味や心の赴くままに集めた、国も年代もさまざまな素材のコラージュ。

 

自分自身が身につけたい、そして家族にも身につけてほしいものを、という当初からの想いを大切に

男女問わずにお使いいただけるキモノコモノや、和・洋装どちらにも合うアクセサリーを

ひとつひとつ丁寧に製作しています。